指板とフレットが汚くなったので
Fret Butterを使って綺麗にしてみました。
3ヶ月放置した指板
![汚れたアコースティックギターの指板](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2022/10/fretyogore@2x-1024x577.jpg)
2,3ヶ月弦を交換していなかったので
弦交換のついでに
指板とフレットのクリーニングをします。
指板とフレットを一気に綺麗にできるFret Butter
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2022/10/fret01-2.jpg)
今回使用するのはFret Butterという商品です。
Fret Butter
- 手軽に指板とフレットをクリーニングできる
- 繰り返し使える
- 有害物質ゼロ、レモンオイル不使用
手軽に指板とフレットをクリーニングできる
フレットを磨く時は指板にマスキングテープを貼ってから
金属の粉が指板につかないようにするんですが
これが結構手間がかかります。
Fret Butterは指板ごとクリーニングできるようなので
指板にマスキングテープを貼る手間が省けるようです。
繰り返し使える
20回は繰り返し使えるようです。
袋にチャックが付いているので
使用後は元の袋に戻して保管しておけます。
有害物質ゼロ、レモンオイル不使用
カリフォルニア州の安全基準であるプロポジション65に準拠しており
安全性が高いようです。
プロポジション65を少し調べましたが
発がん性物質や先天性の異常また、生殖異常を引き起こすことが知られている
化学物質から保護することを目的としているカリフォルニア州法のようです。
詳しいことはあまりわかりません。
指板の保湿によく使われるレモンオイルですが
Fret Butterは不使用のようです。
注意事項
指板とフレット以外には使用しない
ブリッジやペグなどに使用するとメッキが剥がれる可能性があるようです。
メイプル指板の時は黒ずむおそれあり
メイプル指板の場合はコート塗装が剥がれていたり
オイルフィニッシュの場合は木材が黒ずむようです。
Fret Butterの使い方
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2022/10/fretbutertukaikata.jpg)
袋の裏に説明書きがあります。
【使用方法】
1.弦を外します
2.Fret Butterで指板全体を軽く拭きます
3.折りたたんだタオルで、ナット、最終フレットの向きに激しく擦ります。
4.タオルの綺麗な面を使い、タオルに黒い汚れがつかなくなるまで、擦ってください。
手順どおりに進めてみましょう。
ひとまず開封
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2022/10/fretkireini1.jpg)
甘い匂いがします。
海外のガム?みたいな甘い匂いです
小さい時に持ってた匂い付きねり消しゴムみたいな匂いもします。
これは好き嫌い分かれそうですね
私はあまり好きな匂いではないですね…
結構たっぷり液が付いている
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2022/10/fretkireini3.jpg)
袋からクロスを出すときも
手にべったりと液体が付きます。
クロスが乾燥しないように
フィルムに覆われています。
三つ折りになってたクロスをハサミで切ってみた
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2022/10/fretkireini4.jpg)
ピンクのクロスは三つ折りになっていて
長細いので作業しやすいように
ハサミで切りました。
指板もめちゃくちゃ汚れているわけでもないので
これくらいでいけるかなと。
クロスを持った親指に
液体が付いて、てらてらしてますね。
Fret Butterでサッと指板を拭いてみる
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2022/10/fretkireini5.jpg)
サッとふいただけでも
クロスに黒い汚れのようなものが付着しました。
タオルでフレットを激しく擦る
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2022/10/fretkireini6.jpg)
Fret Butterのクロスで擦った後に
100均のマイクロファイバータオルで
フレットを擦ってみました。
タオルが黒くなって
フレットも綺麗になっています。
この黒い汚れみたいなものですが
フレットの細かい金属片が黒くなるので
完全な汚れなわけではありません。
フレットと指板が綺麗になった
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2022/10/fretkireinisita.jpg)
フレットはピカピカになりましたね。
指板も綺麗になっていますが
やっぱり、フレットを磨くときに
微粒の金属片(黒い汚れみたいな物)が出るので
指板はマスキングしたほうがいいような気がしました。
甘い匂いが気になる
甘い匂いが割と残ります
手を洗っても指につくので
気になる場合は使い捨ての手袋を着用した方がいいかもしれません。
指板は微粒の金属片が残っていそうだったので
固く絞ったタオルで水拭きしてから
乾拭きしました。
その後は猫だまり工房さんの蜜蝋ワックスで保湿して
クリーニング終了です。
![](https://i2.wp.com/sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2021/10/nekodamarisamune.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)