ソロギターから練習しはじめて
弾き語りもしている私個人の感想です。
難しいのはソロギターかなぁと思います。
ソロギターの方が難しい?
ソロギターが難しいと思う理由はアルペジオがメインだからです。
曲によっては、ストロークが入るものもありますが
基本的にはアルペジオがメインです。
ソロギター(アルペジオ)の難しいところ
- 単音をしっかり鳴らさないといけない
- ミスるとバレやすい
- 主旋律(メロディー)を意識して弾かないと埋もれてしまう
- 運指が難しい時がある
- 変則的なコードが出てくる
- ハンマリングやプリングなどのテクニックが必要な箇所がある
単音をしっかり鳴らさないといけない
アルペジオの場合
必要な音が鳴らなかった時や
間違った音を鳴らした時は
ほぼ誤魔化せません。
(ミスると高確率でバレる)
弾き語りだとストロークでジャカジャカ弾いていると
押さえられていない弦があっても
多少誤魔化しが効く場合があります。
それに、歌も歌っているので
聞いている方は歌に集中していることがほとんどです。
弾き語りの中のギターの立ち位置は『伴奏』
ミスってもいいと言っているわけではないですが
ソロギターよりは取り返しがつくのかなと言った印象です。
主旋律(メロディー)を意識して弾かないと埋もれてしまう
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2021/08/kyoku.jpg)
ソロギターの場合
ギター1本で伴奏と主旋律(メロディー)を奏でるので
主旋律(メロディー)を大きめに弾かないと伴奏の音に埋もれてしまうことがあります。
自らの手でピッキングをコントロールし音の大きさを調整しなければなりません。
弾き語りで例えると
歌よりギターの音が大きい状態です。
弾き語りの時はより大きい声で歌うか
ギターの音を小さくすることでバランスをとります。
以上を踏まえるとソロギターの方が
より高度な演奏スキルが要求されるのかなと思います。
運指が難しい時がある
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2021/08/yubi-.jpg)
ソロギターをしていると
フレットの移動がとても激しい曲があり
コードチェンジが間に合わないことがあります。
弾き語りで例えると
コードチェンジが多かったり
バレーコード(Fなど)が多い曲
フレット間の移動が激しい曲
(6フレットあたりを押さえていたと思ったら
1フレットにコードチェンジする場合など)
曲の途中で転調して、バレーコードだらけになってしまう場合など
弦を押さえる方の手のHPがごりごり削られていく曲があります。
弾き語りはカポタストを装着してキーを変えることで
コードが簡単になったりしますが
ソロギターは簡単にキーを変えられないので
ソロギターの方が難しいことになるのかなと思います。
ソロギターもキーを変えることはできるけど
曲全体の音をずらすことになるから
音楽の知識が必要になってきます。
変則的なコードが出てくる
![コード表とヘッドホンの画像](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2020/06/cord.jpg)
ソロギターをやっていると
コード表にないコードが出てくる時があります。
弾き語りの場合でも
アーティストさんのオリジナルのコードとかもありますが
基本はコード表どおりに進めれば大丈夫かと思います。
ハンマリングやプリングなどのテクニックが必要な箇所がある
![タブ譜(5弦開放、5弦2フレットをハンマリング)](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2020/06/hanma.jpg)
単音をしっかり鳴らすことに加えて
ハンマリング、プリング、スライドなどの
音に対する色付け的な要素が出てきたりします。
実際の弾き方は下の合わせて読みたいの記事を見ていただけると幸いです。
![タブ譜の読み方](https://i0.wp.com/sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2020/06/tab.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
弾き語りにも出てくると思いますが
できなかったら無理にやらなくても良い場合が多いような気がします。
ソロギターと弾き語りではそもそもギターの役割が違う
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2022/10/弾き語りステージ@2x-1024x577.jpg)
![](https://i2.wp.com/sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2022/10/弾き語りステージ@2x.jpg?resize=760%2C428&ssl=1)
ソロギターの場合は
ギター1本で伴奏と主旋律(メロディー)を奏でるのに対して
弾き語りは
ギターの伴奏+歌(メロディー)です。
弾き語りの場合は歌でカバーできる時がありますが
ソロギターの時はギターの技術でなんとかするしかありません。
なので個人的には冒頭で述べたように
ソロギターの方が難しいという結論に至りました。
好きな方楽しい方をやればいいしなんならどっちもやればいい
本当に伝えたいことはコレ↓
「好きな方楽しい方をやればいいしなんならどっちもやればいい」
歌うのが苦手ならソロギターやればいいし
歌いたくなったら弾き語りをすればいい。
ソロギターの技術は弾き語りに活かせます。
この「雨の遊園地」はアルペジオと歌の弾き語りです。
ソロギターでアルペジオの練習をしていたからできたと思います。
ストロークでジャカジャカしながら歌うのもかっこいいし、
アルペジオで伴奏弾いて歌えるのも最高にかっこいい。
もちろん歌わずソロギターをするのもかっこいい。
ギターが好きで歌うのも好きなら
どっちも楽しんでやればいい。
自由でいいと思います。
あまり常識にとらわれすぎずに
自分の趣味くらい自由にやりましょう。