今回はタブ譜の読み方と
ギターを弾くなら知っておきたい
必要最低限の演奏技法をご紹介いたします。
タブ譜(TAB譜)とは
タブ譜とは線が6本弾いてあり
線の上に数字が表記されているギターの楽譜です。
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2020/06/tab2.jpg)
音符が読めなくても
数字が読めるだけで
ギターが弾けてしまうとてもありがたい楽譜です。
このタブがあるからこそ
ソロギターが独学でも弾けるようになった
といっても過言ではありません。
6本の線がそれぞれギターの1~6弦を表している
タブ譜とギターの指版を並べると
ピンとくると思います。
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2020/06/guitab.jpg)
上から1弦、2弦、3弦、4弦…と
それぞれの弦に対応しています。
数字は押さえるフレットを表している
線の上に書いてある数字は
その弦のどのフレットを押さえるかが表記されています。
0は開放弦です。
何もおさえずに弦を弾きます。
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2020/06/tab2.jpg)
なのでこの場合は、
6弦の開放弦、次に
5弦の1フレットを押さえた音、次は
4弦の2フレットを抑えた音になります。
タブ譜(TAB譜)の読み方
試しに「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」を弾いてみよう
ギターの指版上の「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」を
タブ譜にしてみました。
指の運動だと思ってお手持ちのギターで弾いてみてください。
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2020/06/cde.jpg)
「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」
が弾けるだけでちょっと感動するよね。
タブ譜(TAB譜)の記号や英語の意味
タブ譜を見ていると
たまにこういった、「s.」や「p.」などの英語が出てくると思います。
これらは演奏方法を表しています。
次の項目でソロギターを独学で練習するときに知っておきたい
英語や記号をご紹介します。
覚えておきたい4つの演奏技法
ソロギターに限らず
エレキギターを弾くときにも使えますので覚えておきましょう。
覚えておきたい4つの演奏技法
- スライド
- プリング
- ハンマリング
- ハーモニクス
アルファベットの「s.」は「スライド」
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2020/06/sraid.jpg)
「s.」の文字が書かれている場合は
書かれている数字から次の数字へ
左手で押さえながらスライドさせます。
2は2弦の2フレットを押さえて音を出します
そのあとに2弦を押さえていた指を
3フレットに移動させます。
アルファベットの「p.」は「プリング」
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2020/06/puring.jpg)
「p.」の文字が書かれている場合は
書かれている弦を左手の指を使ってはじいて音を出す
「プリング」の技法を使って演奏します。
3は2弦の3フレットを押さえて音をならします
そのあとに2弦に触れている指で
ひっかけながら音を出します。
アルファベットの「h.」は「ハンマリング」
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2020/06/hanma.jpg)
「h.」の文字が書かれている場合は
左指で弦を強めに押し付けて音を出す
「ハンマリング」の技法を使って演奏します。
0は5弦の開放弦をならします。
そのあとに2フレットを叩いて音を出します。
ダイヤで囲まれていたら「ハーモニクス」
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2020/06/harm.jpg)
ハーモニクスは5フレット、7フレット、12フレットで音がなります。
12フレットが練習しやすいです。
試しに12フレットで音を出して見ましょうか
初めは普通の開放弦の音をならします。
次にハーモニクスの音を出します。
人差し指で12フレットの真上に指をそっとのせます
小指で弦を弾き上げるのと同時に触れていた
人差し指を離します。すると。ふわぁ~っとした
音がなると思います。
コツがいるので
何回か練習してみましょう。
Xのような記号は「ミュート」
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2020/06/batu.jpg)
Xのような記号が書かれている場合は「ミュート」
リズムのアクセントに
弦をたたいて音を出します。
休符は音を止める
休符ってこれです。
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2020/06/kyuufu.jpg)
ソロギターって音を止める技術がすごく大事です。
そして難しいです。
ギターは弦を鳴らすと
音が伸びる楽器です。
弦が振動し続ける限り音は鳴り続けます。
しっかり自分で弦に触れて消音しないと
いらない音が鳴ってしまう楽器なのです。
ここで、音を止めるんだな!
と意識しないと、なかなかうまく消音できません。
「フェルマータ」
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2020/06/feru.jpg)
曲の終わりによく出てくる記号で
「ほどよく伸ばす」という意味です。
ええ感じに伸ばしてください。
まとめ
ソロギター初心者のための
タブ譜の基礎知識でした。
今回紹介した記号や技法は必要最低限です。
ほかにもいろんな記号や技法がありますので
また、今度ご紹介いたします。
タブ譜が読めるようになったら
いろんな曲が弾けるようになるので
ぜひ動画も見ながら練習してみてください!
![](https://i0.wp.com/sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2021/09/lesson1-3.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)