ソロギターで弾きたい曲を決めて練習してるんだけど、難しくて全然弾けないよー
はじめのうちは難易度が低い曲をおすすめしてるんだけど、難しい曲の練習の仕方を紹介するよ。
ソロギターで弾きたい曲が難しくて弾けない時の対処法
ソロギターで弾きたい曲が難しくて弾けない時の対処法
- 違う曲を練習する
- 違う楽譜を探してみる
- そのまま練習し続ける
違う曲を練習する
初心者のうちは、
難易度が低い曲を練習することをおすすめします。
特に最初の1曲目の選曲は大事です。
一番最初に練習する曲が難しすぎると
挫折してしまう可能性が高まります。
挫折してしまったら、
またソロギターを弾き始めない限り
弾きたかった曲は一生弾けないままでしょう。
でも、挫折せず、簡単な曲からステップアップしていけば
何か月後か何年後かに弾けるようになる日が来るはずです。
難しい曲は練習する時期が早すぎただけです。
もう少し後回しにしてもいいと思います。
なので、難しいけど弾きたい曲は
最終目標として設定しておいて
初めの1歩として簡単で弾きたい曲を探してみましょう。
いや、それでも
この曲がどうしても弾きたい！
という方向けに
「弾きたいソロギターの曲が難しい時の練習方法」
を下のほうに記しておくので、もくじから
ジャンプしてみてください。
違う楽譜を探してみる
もっている楽譜が
弾きにくい楽譜だったり
難しい楽譜の場合があります。
アレンジする編曲者によってクセがあるので
同じ曲でも、この人のアレンジは弾きやすいけど
この人のアレンジは難しくて弾けない
なんてことが起こりえます。
個人的にカポをつけずに
指板を広く使ったアレンジの曲は難しいです。
例えば2フレットをおさえた後に12フレットに飛んだりする楽譜です。
こういった左手の移動が多い楽譜は弾きづらいので
初心者のうちはおすすめしません。
なので今持っている楽譜が弾きにくいだけの場合があるので
ほかの人がアレンジした楽譜を探してみるのも一つの手です。
難しい曲をそのまま練習し続ける場合
初心者が難易度の高い曲を練習する場合は
難易度が低い曲を練習する時よりも工夫が必要です。
普通に練習しても
挫折するだけなので。
簡単な曲と難しい曲を同時進行で練習するのはいいとおもいます。
練習に割く時間は
簡単な曲：難しい曲＝8：2
くらいの割合を意識して
まずは簡単な曲をマスターしてしまいましょう。
難しい曲の練習方法は次の項目で紹介するよ！
弾きたいソロギターの曲が難しい時の練習方法
難しい曲の練習方法
- まずは曲をよく聴く
- 楽譜を見ながら聴く
- 曲のテンポを落として聴く
- 曲のテンポを落として楽譜を見ながら聴く
- 演奏動画を探す
- テンポを落として1小節ずつゆっくり練習する
- 原曲と聴き比べながら演奏する
基本的な流れとしては
曲を聴く→楽譜を目で追いながら聴く（曲の流れや全体の把握）
曲のテンポを落として聴く→曲のテンポを落として楽譜を見ながら聴く
（曲の流れや全体を細かく把握）
ゆっくり楽譜の音を奏でていく→原曲と自分の演奏を聴き比べる
原曲と違うところを修正していく
ここまできたら後は
原曲と自分の演奏を聴き比べる→原曲と違うところを修正していく
の繰り返しです。
いきなりギターを弾き始めるのではなく
まずは曲の分析からはじめます。
テンポが速くて弾けないのか
運指ができなくて弾けないのか
ピッキングができなくて弾けないのか
弾けない原因をここではっきりさせましょう。
運指（左手の動き）の仕方が分からないときは
演奏動画を探して、ほかの人が
どのように弾いているかを見ることによって
練習に取り入れることができます。
曲のテンポを落とすほうほう
スマホに音源がはいっていることが前提ですが
私はこの「Chord tracker」のアプリを使っています。
この「Chord tracker」の
テンポを左に動かせば
曲の速度を遅くできます。
ゆっくり練習の流れ
1小節ずつ繋げながら練習する
ゆっくり1小節目が弾けたら
1小節目と繋げて2小節目、
2小節目が弾けたら、
1小節目+2小節目+3小節目と
繋げて練習します。
小節ごとに分けて練習していると
小節同士を繋げる練習もしなければいけないので
時間がかかってしまいます。
この作業を繰り返して
ゆっくり一通り弾けるようになったら。
今度はアプリの出番です。
50％のテンポで曲にあわせて弾いてみる
音源と同じテンポでスムーズにミスすることなく
弾けましたでしょうか。
ノーミスで弾けたら次は(完全にノーミスじゃなくても大丈夫です。)
テンポを60%にして音源と一緒にギターを弾いてみましょう。
ちょっと速くなっただけで
ついていけなくなってしまいます。
そのまま2~3回ついていけないテンポで練習してみてください。
スムーズに弾けるところと、途中で止まってしまったり
間違ってしまうところがあると思いますので楽譜に書き込んだり
メモをとることをオススメします。
今、メモしたポイントが、あなたの苦手ポイントです。
苦手ポイントがわかったら
ゆっくり5分ほど苦手ポイントを徹底的に練習します。
そしてまた60%のテンポで練習します
さっきよりはスムーズに弾けるようになると思います。
これを繰り返して
テンポが100％になるまで練習を繰り返します。
100％のテンポで弾けるようになったら
おめでとうございます！
これで難しい曲が弾けるようになりました！
と、言いたいところですが
100％のその先があります。
105％のテンポで1回練習してみてください。
そのあとに100％のテンポに戻って練習すると
100％のテンポが少し遅く感じるかと思います。
このちょっと遅いかな
くらいで弾けるようになったら最高です。
ちょっと遅く感じるということは
余裕が生まれたということです。
この余裕が、レコーディングとか
ライブをするときにすごく役に立ってくれます。
【余談】余裕をもって弾けるようになることのメリット
練習では完璧に弾けていたのに
いざ人前に立ってパフォーマンスをするときや
レコーディングをするときになったら
ミスして満足に弾けなくなってしまうことはよくある事だと思います。
人に見られていると
無意識にそちらに意識がそれて
集中が途切れてしまうためです。
場の空気にのまれる。とでも言うのでしょうか。
本番に強くなるには、慣れてしまうことが一番ですが
本番で力を発揮できるように練習を工夫することも重要かと思います。
その練習の工夫の一つが
100％以上のテンポで練習する
ことなのです。
まとめ
余談も含め
初心者が高難度の曲を弾くための
練習の方法をご紹介いたしました。
冒頭で述べましたが
最初の1曲目は簡単に弾ける曲を選ぶことをオススメします。
いきなり難しい曲を練習するのは
自ら挫折しに行ってるようなものですから。
1曲でも弾けるようになれば
自信になりますので、
難しい曲を練習するのは
2～3曲弾けるようになってからでも
いいのではないかと思います。
練習を続けていれば
着実にレベルアップしていくので
めげずに一緒に頑張りましょう。
