ツーバイフォーの木材で
壁に穴を開けない壁掛けのギターハンガーを作ってみました
用意したもの
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth20.jpg)
2×4(ツーバイフォー)の木材
3f(910mm) 1本
6f(1820mm)1本
六角ボルト
M10 80mm
ワッシャー M10
ナット M10
ラブリコのジョイントパーツ
ギターハンガー
電動ドライバー
ドリルビット穴あけ用10mm
座グリビット 18mm
紙やすり #120 #240
タッカー
ノコギリ
商品のリンク集は
記事の下の方のまとめにあります
壁掛けギターハンガーづくりの流れ
- 設置する壁の高さを測る
- 軽く図面を書く
- 材料の購入
- 木材の加工
- 壁に仮設置
- ギターハンガーの取り付け
- 壁に設置
設置する壁の高さを測る
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth25.jpg)
まずは設置したい壁の高さを測りましょう
私が設置したい壁は2120mmでした
軽く図面を書く
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth30@2x-2-1024x577.jpg)
いったん紙に書き出すことをおすすめします
頭の中で完成していても
いざ作り出すと、寸法が間違っていたりすることもあるので
念の為紙に書き出しておきます
材料を揃えて作るときも
図面を見ながら作ればいいので
スムーズに作業が進みます
ちなみに画像の左は全体図で
右側はアジャスター部分です
材料の購入
設置したい高さから約60mm引いた長さの木材を用意します
ネットでも購入できますが
歪みや、傷、ワレなどがあったり
木材は木目やふしなど個性があるので
実際にホームセンターなどに
見に行く事をおすすめします
お店で見ても
たまにヒビが入っているものがあったりするので
じっくり気に入る木材を探してみてください
可能であれば1本の木材で作る方が楽なのですが
持って帰るのが大変だったので2本の木材をつなげて作ることにしました
3f(910mm) 1本
6f(1820mm)1本
を購入しました
あとはボルトや金具
持っていなかったドリルビットなどを追加で購入しました
木材の加工
木材のカット
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth1.jpg)
木材を購入したお店でカットしてもらえるのであれば
カットしてもらいましょう
パネルソーで切ってもらった方が綺麗で楽です
1カット30円くらいかと思います
大体mm単位になると思うので
お店でお願いするときは気をつけましょう
6f(1820mm)の木材を
1160mmカット
3f(910mm) の木材を
30mmカットしてもらいました。
木材のやすりがけ
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth2.jpg)
別にやらなくてもいいんですが
木材を滑らかにします
ぱっと見綺麗に見えるSPF材ですが
触ってみると意外とザラザラしていたり
凹凸があったりします
気にならなければそのままでいいですが
気になる場合はやすりがけをします
紙やすりは数字が小さい方が荒く
数字が大きくなるほど細かくなります
小さい番号からやすりがけをしていきます
今回は#120で木材の凹凸を平らにして
#240で滑らかにします
木材の穴あけ
ボルトを通すために
柱になる木材の方に穴を開けます
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth28.jpg)
木材の中心を出します
対角線を引いて、交わったところの交点に穴を空けます
10mmのドリルビットで
40mm〜50mmの深さの穴を開けます
初めは40mmの深さで穴を開けておいて
少しずつ調節するのをおすすめします
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth26@2x-1024x577.jpg)
ドリルビットにマスキングテープを貼ると
任意の深さに穴を開けることができます
アジャスター部分の木材に穴を開ける
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth4.jpg)
ボルトのヘッドを木材に埋めたいので
座グリドリルでヘッドの厚みの分だけ削り取ります
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth5.jpg)
ボルトのヘッドが埋まるのを確認したら
10mmのドリルビットで穴を開けます
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth6.jpg)
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth7.jpg)
ボルトを通して
再度ヘッド部分が埋まっているか確認します
しっかり埋まっていたら
ナット、ワッシャー、ワッシャー、ナットの順に
ボルト部分に通します
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth8@2x-1024x577.jpg)
木材の接合
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth14.jpg)
木材のジョイントパーツを使って接合します
念の為タッカーで
仮組みしてから
ジョイントパーツで接合しました
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth13@2x-1024x577.jpg)
壁に仮設置
ギターハンガーを取り付ける前に
作った柱を壁に仮設置します
ボルトを締めてみて
しっかり突っ張れたことを確認したら
一旦柱を外して
ギターハンガーを取り付けます
ギターハンガーの取り付け
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth15.jpg)
作った柱に
ギターハンガーを取り付けます
今回設置するのは
HERCULES(ハーキュレス)のギターハンガーです
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth16.jpg)
ネジなどもついています
ネジの左の白いパーツは
石膏ボードなどにギターハンガーを固定するための
プラスチックアンカーですので
今回は使いませんでした
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth18.jpg)
ギターをかけると
爪が上がってロックされます
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth19@2x-1024x577.jpg)
電動ドライバーでネジを締めて固定しました
壁に設置
真っ直ぐになるように
調整しながらナットを締めていきます
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth9.jpg)
しっかり突っ張ることができたら完成
ギターハンガーがぐらつかないか
しっかり固定されていることを確認してから
ギターをかけてみましょう
柱が倒れたり
ギターハンガーが外れたりすると
ギターが落下して大惨事になる可能性があるので
しっかり確認することをおすすめします
壁掛けギターハンガーの完成
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth23-3.jpg)
これで念願だった
壁にギターをかけることができました!
まだ1日しか経っていませんが
今のところ問題なく使えています
部屋に入ってすぐに
ギターが目に入るので
めちゃくちゃ気分が上がります
今回はアジャスターも自作しましたが
ラブリコやディアウォールのアジャスターでよかったかなと思ったりしています
材料・道具 まとめ
2×4(ツーバイフォー)の木材
六角ボルト M10 80mm
ワッシャー M10
ナット M10
![](https://sologuitar.printemps055.net/wp-content/uploads/2023/01/gth11.jpg)
ラブリコのジョイントパーツ
ギターハンガー
電動ドライバー
ドリルビット穴あけ用10mm
座グリビット 18mm
紙やすり #120 #240
タッカー
タッカーはなくても大丈夫です
100均でも売ってます
ノコギリ
木材を切らない場合は必要ありません
こちらも100均で売ってます
アジャスターを作らずにラブリコやディアウォールを使って制作する場合
アジャスター作るのがめんどくさい!
そんなあなたにおすすめなのがラブリコ!
ラブリコの公式サイトにあった動画をはっておきます
工具なしで
2×4(ツーバイフォー)材をそのままはめて使えるので
とても便利です。
DIYなので自己責任でお願いします